
- 管理部門(財務経理) / 2018年入社
- Z.L
現在の仕事内容を教えてください
財務経理を担当しています。海外にある仕入先工場の送金明細を作成したり、実際に送金したり、 経費計上といった業務も任されています。お付き合いのある工場は80%近くが中国にあるので、ネイティブの私は自然にコミュニケーションを取っています。また、工場は韓国やベトナムにもありますね。
中でもメインの仕事は海外送金です。サンマリノが各工場にサンプルの作成や製品の量産を依頼すると、輸出にあたって請求書、つまりインボイスが発行されます。この書類を受け取ったところで社内システムに計上し、決済条件に準じて毎月送金しています。その後も各工場から質問を受けたりするので、やはり中国語をメインに用いて対応しています。
社内外および国内外のさまざまな人とコンタクトを取れるので、楽しい仕事ですね。数字の話が落ち着いたところで“脱線”し、先方が扱う中で私に似合う洋服があるかどうか聞いたりすることもあります(笑)。
仕事を行う上で大切にしていることは何ですか?

お金が関わる業務なので細心の注意を払います。海外にはドルやユーロなどで送金するため、円との単位が異なるゆえに少しのミスが大きなトラブルにつながりかねませんよね。
ミスを防ぐために工夫してるのは、私自身が慎重になるだけでなく、社内外の相手が間違いやすい点があれば先に声をかけて注意を促すことです。特に海外の工場は、決済条件がそれぞれ異なるため、営業担当にも声をかけ、インボイスなどの提出期限を再確認します。
いずれは香港や上海にある子会社の監査も挑戦したいですね。そのために現在は簿記2級の資格取得に向けて勉強中で、頑張った後のチャンスとして監査にチャレンジしたいです。今はデスクの前に張り付いる毎日ですが、監査もできるようになれば私も海外を飛び回れますよね。また、何よりも自分のキャリアにつながります。

女性や外国籍のメンバーが活躍できる理由を聞かせてください

サンマリノでは、国籍は関係ないでしょう。イタリアや韓国人のメンバーもいる他、そもそも私自身が中国人であることを知らない人もいます。それだけ多国籍な顔ぶれですね。
私は日本の大学を卒業後、洋服が好きなこともあって弊社に入りました。アパレルだけに選考でお会いした面接官もみんなおしゃれで、ひと目で憧れたことを覚えています。留学期間中に大体のお国柄は分かりましたが、やはり日本企業にも興味が湧き、入社を志望しました。入社後は、帰宅する際に何度も何度も「失礼します」とあいさつをする習慣が不思議でしたが、丁寧な国民性によるものだと理解しましたね。

就活中の皆さまにメッセージをお願いします
私も就職活動では苦労しました。各社の選考を受けるための準備がまた大変で、しかも最後までなかなか1社に絞り込めませんでした。それでもサンマリノを選んだのは、やはり洋服が好きで、メンバーが若いからです。気が合うと思い入社を決めました。
これから入社する方は、ファッション好きで明るい性格だとうれしいです。最初は何も分からなくて当たり前で、私も含めてみんなからサポートを受けられるので、どうぞ心配しないでくださいね。