G.R
営業部門(ニット営業) / 2021年入社
G.R

現在の仕事内容を教えてください

ラグジュアリーブランドの営業を任されています。私はイタリア語のネイティブなので、現地の都市・アッシジにある弊社の事務所とコミュニケーションを取り、世界的なブランドが販売するニットの生産コントロールを任されています。

イタリアとは商品の納品、出荷日、不良品が出た際のトラブル解決など毎日のように連絡しています。スタッフと仲良くなり、私も現地に何度か足を運んでいますが、皆さんフレンドリーで優しく、笑いながら仕事をしています。日本の職場に慣れた私からすると、少し賑やかなほどですね(笑)。さらに、中国の拠点ともやり取りしています。

入社の決め手は何ですか?

「洋服が好き」「イタリアと関わる仕事がしたい」が理由です。そもそも日本のアニメが好きで、故郷のトリノを離れて千葉県内の高校に留学しました。一度帰国して再び来日し、新卒でサンマリノに入社しましたね。ファッション業界の企業の中でも、弊社はものづくりに携われる点が決め手になりました。

実際に他社も受けましたが、イタリア語を話す機会が無かったり、最初はものづくりを任せてもらえなかったり、あるいは販売職の経験が必須だったりしました。従って弊社を選ぶことにしました。

なお、洋服は第一印象を左右し、気持ちを表すこともできますよね。そもそもファッションは単純に楽しいものであり、私自身もクール系もかわいい系も大好きです。だからこの仕事が楽しくて仕方ありません。

外国籍のメンバーが活躍できる理由を聞かせてください

平等に扱ってくれる会社だからでしょう。私はイタリア人ですが、当たり前のように日本人従業員と同じ業務を担当します。やはり“お客さま扱い”されないのがうれしいですね。もちろん、クライアントに対して日本語でプレゼンも行います。

とはいえ日本語ネイティブではないので、分からないことがあれば何でも周りに聞いています。ビジネス用語を教えてもらったり、日本のプレゼンのルールを教わったり、先輩も同期も優しくサポートしてくれますね。人間関係は会社を選ぶ上で、やはり最重要ポイントの一つです。

サンマリノは入社後の研修も充実し、いきなり営業に出ることもありません。「ニットや生地の工場に出かけて学ぶ」「荷物の発送方法を覚える」「貿易の専門用語を習得する」といった経験も積めて、少しずつ慣れさせるペースなので安心できました。

会社への要望はありますか?

今でも十分に恵まれていますが、若手が海外に出るチャンスをもっと増やしてほしいです。例えば私は、中国の拠点と毎日のように連絡を取っているものの、まだ現地を訪ねたことがありません。

いつか中国でサンマリノの商品を展開する日が来ると思うので、現地のマーケットについて学ぶ機会が欲しいですね。あるいは純粋に、中国の工場がどんな生産体制を敷いているのか知りたいです。中国のメンバーとも顔を合わせて直接話せば、仕事もよりスムーズに運ぶ気がします。