- 営業部門(ニット企画) / 2015年入社
- A.O
現在の仕事内容を教えてください
小売店、百貨店、セレクトショップなどに向けて、主にニットの素材や編地を提案しています。また、ニットが完成するまでにブランドと製造工場との橋渡し役になり、仕様やサイズ感などをそれぞれに確認しながらゴールへとリードしています。
円滑に進めるには日々のリサーチ活動が重要で、例えば国内外で開催される展示会に出向いて、素材を直接確認します。足を運べない場合もインターネットで内容をチェックしますね。また、お客さまの店舗にも出かけ、消費者のニーズがどう変化しているのかを把握するようにしています。
あとは社内にいる各ブランドの営業担当者ともよく意見交換をします。交流しやすい雰囲気がサンマリノの特長であり、お互いに守秘義務を守りつつ、私にとってはリアルな知識を学べる環境でもあります。
サンマリノならではの魅力は何ですか?
扱っている商品の価格帯が幅広いことです。実際の売り場で考えても、郊外を中心に展開するショッピングセンターから都会の高級セレクトショップまで、実に1000円前後から10万円以上の商品に携わっています。
この多様さは私自身の価値観やキャパシティを広げることにもつながっています。逆に、一定の価格帯でしか商品や素材を扱っていなければ、発想が凝り固まってトレンドを追うにも狭い範囲にとどまってしまったことでしょう。併せてお付き合いのある素材の業者や製造工場も多岐にわたるので、ここがサンマリノの大きな強みだと感じています。
入社の決め手を聞かせてください
そもそも私はニットデザイナーになるべく勉強を重ねてきました。学生時代にはインターン生として小さなブランドのデザイナーも務めましたが、ニットは自社内で作ることができず、全て外注に回していました。その際に「デザイナーの道に進むのもいいけれど、自分はもっとニットと近い距離で働きたい」と感じたことがサンマリノと出合ったきっかけです。
弊社は商社らしく、ニットの素材選びからデザイン、生産まで携わることができます。まさに自分に合ったスタンスだと分かり、迷わず入社を決めましたね。
就活中の皆さまにメッセージをお願いします
私自身は先ほども話した通り、最初はインターン先のブランドでデザイナーとして働きたいと思っていました。しかし、実際に勤務して「このままでは自分の喜びにつながらない」と分かり、方向転換して再び就職活動に挑みました。デザイナー以外に視野を広げたことで商社とニットの親和性を知り、そしてサンマリノを選びました。
だから就活中の皆さまにも、自分が何に対して心から喜びを感じるのか、十分に考えてほしいです。仕事で喜びを感じることが出来ればより豊かな人生になると思います。後悔が無いよう、頑張ってください。