S.M
営業部門(ニット営業) / 2018年入社
S.M

現在の仕事内容を教えてください

主にSCで展開しているブランドのニット営業担当として、お客さまに素材やデザインを提案しています。実際に受注したら仕入先工場にサンプルや編地の作成を依頼し、さらに量産が決まったら納期やコスト管理なども担います。

レディース向けなので、女性にしか分からないポイントを抑えられることが私の特長ですね。プレゼンで大きな声を出すことはできませんが、自分ならではの目線でお客さまに寄り添うよう努めています。

また、担当するブランドの“らしさ”を感じ取り、先回りした提案にも努めています。そのためには先方のスケジュールを把握し、社内にいる企画担当のメンバーや仕入先工場と協力して、素材を収集しながらプランを練っていくことが大切だと考えています。

女性や外国籍のメンバーが活躍できる理由は何ですか?

サンマリノは中国、韓国、イタリアなどにある仕入先工場や素材業者とグローバルにお付き合いをしています。外国籍の方や外国語が得意な方はコミュニケーション能力を十分に発揮できますね。

私自身も大学で国際学部に在籍し、当時は講義も全て英語でした。そのため今もイタリアから糸を取り寄せる際など、英文のインボイスを読むことを苦にしていません。なお、中国の工場には日本語が堪能なスタッフもいるので、細かい表現の違いさえ注意すればコミュニケーションもスムーズです。

先ほども触れた通り女性らしい感性も生かせます。こうしたセンスを磨くために、私自身は常にトレンドをチェックしていますね。やはりリアルな製品や素材を目の当たりにするほうが感度を高められます。

会社の雰囲気を教えてください

フランクなメンバーが多いです。社歴の長いベテランも距離感が近く、親しく接してくれます。だから自分の意見を言いやすい社風だと思います。

もちろん入社当初は緊張しましたが、業務に慣れてくると同じ課の皆さんと話す機会も生まれます。すると「この先輩なら私の中にあるアイデアを聞いてもらえるかもしれない」と頼ることができ、仕事もスムーズに進むようになります。

上司も理解力があり、チームをよく気遣い、意見を吸い上げて改善すべき点があれば対応してくれます。私の行動を見守り、ここぞという時にはアドバイスを忘れず、お客さまや工場とのやり取りもサポートしてくれますね。

就活中の皆さまにメッセージをお願いします

学生時代に想像する業界と、実際の業務内容や雰囲気にギャップがあると思います。だから「自分にはこの進路しかない」と凝り固まらず、柔軟に考えて就活に臨んでほしいですね。実際にさまざまな業界、企業、社員に触れることで、目指す道が見えてくるのではないでしょうか。

私自身も化粧品メーカー、エアライン、アパレルという3つの業界を視野に入れ、会社説明会や面接を通じて得た感覚を冷静に判断していきました。その中でアパレルは、選考を通じて自分らしくいられたことが決め手になりましたね。「この業界、この企業だから、こんな雰囲気の自分を演出しなきゃ」といった無意味な計算も不要でした。

中でもサンマリノを選んだのは「ものづくりに深く関わりたい」と考えたからです。販売職も楽しいですが、洋服のベースになる素材やカラー、デザインを考える段階から関われるのが大きな魅力ですね。