- 営業部門(布帛営業) / 2020年入社
- S.K
現在の仕事内容を教えてください
百貨店ブランドの布帛営業および生産管理を担当しています。生地の提案からサンプル作成、量産製品の納品まで一貫して引き受けています。
営業の仕事では生地などの提案がメインで、これらは社内の素材開発部からサポートを受けて探し出します。お客さまが求めるものを伝えて従来の取引先から見つけたり、初めての生地業者と直接交渉をして取り寄せたりすることもあります。また生産管理の仕事では、サンプルの作成から量産品の納品まで携わり、基本的には納期管理を主な業務としています。
私自身は他の営業担当者に比べて物静かなタイプですが、逆にこの自分らしさを特長とし、お客さまとコミュニケーションを取っています。明るく振る舞うだけが営業ではなく、逆に商品知識を武器にして信頼関係を築いていますね。振り返ると、入社当初は無理をして「営業マンらしくあろう」と頑張りましたが、2年目に入ってから自然体に切り替えました。このほうが何事もスムーズにいきますね。
入社の決め手は何ですか？
以前からアパレルの仕事に興味がありました。そもそも古着が好きで、大学でファッションに詳しい友人ができ、この業界への就職を目指しました。長く働きたいと思い、そのためには商品をどのように作っているのかといった深い領域まで入り込み、知識を得ることが不可欠だと考えるようになりましたね。
当初はショップの販売員からスタートし、本社勤務に抜擢されるまで待つのが当たり前だと思っていましたが「業界の中心に位置する商社に入れば全体像が分かるだろう」と視点が変わりました。洋服が完成するまでに、お客さま、素材の業者、生産工場などと関わり、常に真ん中にいるのが商社ですよね。こうしてサンマリノへの入社を決めました。
数ある商社の中で弊社を選んだのは、従業員が若く、選考を通して楽しそうに働く姿を目にしたからです。ポジティブな自分の将来を思い描けたことが大きかったですね。
会社の雰囲気を聞かせてください
仕事においては選択肢を与えられ、上から押し付けるようなことはありません。複数のカードを持たせてくれ、その中から自分で選び、前に進むスタイルですね。放置されることもなく、ほど良い距離から見守られています。
例えば、商品をどの工場で生産するかを決めるのは重要な要素であり、素材や仕様、設備、納期などトータルに判断する必要があります。それでも私に一任してくれ、後でフィードバックやアドバイスをもらうなど、上長の保護下で数々のチャレンジを経験しているような状況です。
こうして若いうちから一定の裁量を持つことができ、営業活動においても担当ブランドの予算を組むなど、他社に比べたら早いペースで成長している気がします。
会社への要望はありますか？
若手が新しいことに挑戦できる体制をより強化してほしいです。もちろん今でも、担当ブランドを割り当てられることは責任感があり、仕事へのモチベーションも高まりますが、自分で新たな取引先を見つけることを推奨してくれると助かります。現在の担当ブランドは大事に温めつつ、やはり全く異なる世界にも興味があります。
例えばインフルエンサーとコラボレートしたり、古着店の協力を得て自分のブランドを立ち上げたりするのも面白そうです。これからもそんなチャレンジを続けたいですね。
