S.I
営業部門(ニット営業) / 2016年入社
S.I

現在の仕事内容を教えてください

新卒で入社し、営業担当ひと筋で8年目を迎えました。お客さまの企画に対し、素材やサンプルを提案して受注につなげていく活動を主としています。そのための工場や素材メーカーとのやり取りも大切な業務ですね。

日々の商談を通じた提案が重要で、お客さまの店舗に出向いて不足していると思われるアイテムがあれば伝えたり、メーカーから新素材の情報を聞いたら弊社工場で可能なアレンジを教えたりします。客観的な目線を持つことが大切ですね。

入社当時を振り返ると、自分一人で予算を組み、年間スケジュールを立て、実行していく力が身に付きました。会社はどうしても営業主体で計画が進んでいくので、私が動かなければ何も始まりません。そのためにも社内外の人を巻き込み、実行に移す能力が育まれているように思います。

入社前はどちらかというと受け身な性格で、必要に迫られてというか、能動的にならなければ会社に求められてることを達成できないと分かり、少しずつ仕事への姿勢も変わっていきました。

若手のうちに成長するには、経験者のやり方をまねるのが一番ですね。担当のブランドを持って間もない頃は何を提案すればいいのか分からないかもしれませんが、ガンガン前に出る先輩を見習い、自分のお客さまにも同じような言葉をかけてみることです。そこで成功体験が生まれれば、その後の成長もスピードを増すことでしょう。

サンマリノならではの魅力は何ですか?

中規模の会社なので、社員同士の仲が良いことです。担当するブランドに関係なく会話が弾み、そこから新たな視野を得られる点が魅力です。また、社内がワンフロアのため、普段の仕事ではなかなか関わらない人ともランチを共にしたりして情報交換をしやすいです。

例えば私が担当するニットで複数の素材を組み合わせる企画が出てきた際に、いかに生地のチームに意見を聞けるかが重要になりますよね。普段の業務に追われるだけでは、新しい発想は芽生えません。社内にどれだけアドバイスを求められる仲間を作れるか、非常に大切な要素になると思います。

印象に残っているエピソードを聞かせてください

入社2年目で、初めて担当のブランドを割り当てられました。それまではアシスタント業で、素材の発注や荷物の発送がメインの仕事でしたが、ようやく自分が窓口になり、お客さまと直接やり取りをする立場になりました。

1年目の頃には思い付かなかった「お客さまが必要としているもの」を考えられるようになり、予算も背負うことになって、社会人としてステップアップできたようで思い出に残っていますね。

逆に1人で行動するようになり、ミスに対する責任も生じるようになります。その場合は素直に頭を下げ、迅速に次の策を練るなど、こうした対応も成長したからこそ学べるものです。

今後、挑戦したいことは何ですか?

役職者になり、チームをまとめて引っ張っていくことです。自分のキャリアを考えると、そろそろステップアップしなければならず、日々奮闘しています。

周りからのプッシュは感じているので、まずは数字を残し、さらに上積みしてチームを支えられるまでになりたいですね。入社5、6年目までは現場でお客さまとの関係を築くことが最優先でしたが、そろそろ後輩の育成にも力を注ぎたいものです。

チームを作ったら互いにフォローし合える関係を築きたいですね。実際に現在のチームには25歳から56歳までの個性豊かなメンバーが所属していますが、上長が見事にまとめています。それぞれの得意分野を教え合い、苦手な部分はフォローし合って、非常にうまく回っています。このマネジメント手法を継いでいきたいですね。